連立不等式の領域
連立不等式の領域について考えてみましょう。
理解をしやすくするために、簡単な例でまずは説明しましょう。
例えば、x<4と-1<x という2つの不等式があるとします。
このxの範囲はどのように図示できたでしょうか?
xの範囲は、次のように図示できたはずです。
このイメージを持っておいてくださいね。
では本題にうつります。
この2つの連立不等式を満たす領域を図示してみましょう。
先ほどの例では、x>4 と -1<x の
2つ不等式をそれぞれ図示し、互いの領域がかぶったところが求めるべき領域だとしましたね。
同じように考えます。
と
2つの不等式が示す領域でかぶったところがこの連立不等式を満たす領域になります。図では格子部分になりますね。
境界線は、直線は含み、円周および直線と円の交点は含みません。
境界線についても忘れないようにしましょう。