これまで、"y=x+1"のような直線を図にすることは当たり前のようにやってきました。図にすると、
では、"y>x+1"や"y<x+1"のような不等式を図にすることは可能か考えてみてください。教科書をみるとややこしく書いてあるのですが、要するに"y>x+1"とは直線"y=x+1"よりも上にある点の集合。図にすると、緑の斜線部分のことを指します。
y≧x+1であれば
境界線を含む、y>x+1であれば
境界線は含みません。
一方で"y<x+1"とは直線"y=x+1"よりも下にある点の集合。図にすると、緑の斜線部分のことを指します。
y≦x+1であれば
境界線を含む、y<x+1であれば
境界線は含みません。
このとき、斜線部のことを、不等式の表す
領域といいます。