2乗すると-1になる
今まで2乗して「マイナス」になる実数はないと勉強してきたと教わって来ました。しかし、虚数にまで目をむけると、実は2乗してマイナスになる数は存在しています。

になるということですね。
大切なことなどでもう1度言います。
2乗して「マイナス」になる数字、それが複素数です。
そしてその複素数をアルファベットのiを使って「i」と表し、iは2乗すると

となります。
これをもとに複素数の計算をしてみましょう。
^{2})
これを解いてみましょう。
■ステップ1 いつもどおりに
最初は、iも1つの文字であると思って計算します。
■ステップ2 複素数の定義を思い出す
複素数とは2乗して-1になる数のことでした。
つまり

ですのでこれを代入します。

これが答えです。
もう1問やってみましょう。
^{2})
これを解いてみましょう。
iは、普段は文字として計算し2乗になったときだけ

として計算するようにしましょう。