前回は、

を

で割る
問題でした。
今回は、

を

で割ってみましょう。
前回と異なるのは、割られる式が

、

、

と揃っていないとうことと、割る式が

と高次式になっている点です。
ですが難しく考える必要はありません。
まずは下記のように、

と

を書きます。
この式では

がありませんので、次のように書きます。

の最高次の項、

に近づくためには

になにを掛ければいいかを考えます。

ですね。これを①のところに書きます。

と①を掛けたものを②に書き、引き算を行なって③を求めます。
続いて

に何をかけたら

に近づくかを考えます。-1を掛ければいいですね。

に-1を掛けたものを⑤に書き、引き算を行います。
でてきた値は、4x+8ですのでこれ以上は割り算はできません。
以上の計算から商は

、余りは

となります。