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古文単語「あらあらし/荒荒し」の意味・解説【形容詞シク活用】

著者名: 走るメロス
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あらあらし/荒荒し

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「あらあらし」には
①荒荒し
②粗粗し
などの用法があるが、ここでは「①荒荒し」を扱う。
形容詞・シク活用

未然形あらあらしくあらあらしから
連用形あらあらしくあらあらしかり
終止形あらあらし
連体形あらあらしきあらあらしかる
已然形あらあらしけれ
命令形あらあらしかれ


意味1

乱暴だ、激しい

[出典]:夕顔 源氏物語
「夜中も過ぎにけむかし、風のやや荒荒しう吹きたるは。」

[訳]:きっと夜中も過ぎたのだろうよ、風が次第に激しく吹いているのは。


意味2

粗野である、がさつである、無骨である

[出典]悲田院の尭蓮上人は 徒然草
「...とことわられ侍りしこそ、この聖、声うちゆがみ、荒荒しくて、聖教の細やかなる理いとわきまへずもやと思ひしに...」

[訳]:...と事情を説明されたので(訪ねてきた人は、堯蓮上人のことを)、(東国出身の)この僧は、発音がなまり、(言い方も)粗野で、仏教の細かな道理はたいして心得ていないのではと思っていたのですが...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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