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古文単語「はらふ/払ふ/掃ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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はらふ/払ふ/掃ふ

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「はらふ」には
①払ふ/掃ふ
②祓ふ
などの用法があるが、ここでは「①払ふ/掃ふ」を扱う。
ハ行四段活用

未然形はらは
連用形はらひ
終止形はらふ
連体形はらふ
已然形はらへ
命令形はらへ


意味1:他動詞

取り除く、取り去る

[出典]:末摘花 源氏物語
「橘の木に埋もれたる、御随身召して払はせたまふ。」

[訳]:橘の木が(雪に)埋もれているので、従者をお呼びになってお取り除かせになります。


意味2:他動詞

掃除する、払いのける

[出典]漂泊の思ひ・旅立ち 奥の細道
「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋、江上の破屋に蜘蛛の古巣をはらひて...」

[訳]:私もいつの頃からか、ちぎれ雲が風に誘われて行くように、さまよい歩きたいという気持ちがおさまらずに、海辺をさすらい歩き、去年の秋に、川のほとりの古びた家に(旅から)戻り(留守にしておいた間にできていた)蜘蛛の巣をはらいのけて(住んでいるうちに)...


意味3:他動詞

敵を追い払う、追いのける、討伐する

[出典]:宇治拾遺物語
「とりばみといふ者を払ひて入れずして...」

[訳]:とりばみという者を追い払って(中に)入れないようにして...


意味4:他動詞

人払いをする、人を遠ざける
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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