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9_80 ことば / 単語

古文単語「いづかた/何方」の意味・解説【代名詞】

著者名: 走るメロス
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いづかた/何方

このテキストでは、古文単語「いづかた/何方」の意味、解説とその使用例を記している。

代名詞

意味1

どこ、どちら、どの方向

[出典]ゆく河の流れ 方丈記
「知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。」

[訳]:(私には)わからない、生まれ死んでゆく人は、どこからやってきて、どこに去っていくかを。


意味2

どれ

[出典]ある者、子を法師になして 徒然草
いづ方をも捨てじと心にとり持ちては、一事も成るべからず。 」

[訳]どれも捨てまいと心に執着するなら、一つの事もなし得ることができるはずもありません。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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