2次方程式の解き方
ここでは2次方程式の解き方について解説したいと思います。
数学ⅠAの分野では、2次方程式の解き方には4パターンあります。
1:式が因数分解できる
2:平方根を使う
3:解の公式を使う
4:解の公式で解けない式
1つずつ解説していきます。
【1】式が因数分解できる。
これは以下のようなパターンです。

を求めよという問題があったとします。
この式の左辺は
因数分解することができますね。
左辺をまとめると
\left ( x-3 \right )=0)
となります。
)
が0になるか、もしくは
)
が0になったときのみにこの式は成立することがわかりますか?
掛け算をして「0」にするためには、「0」をかけるしかありませんからね。
ですので、
を解いて、x=2またはx=3が答えとなります。
これが、式を因数分解できるパターンになります。
【2】平方根を使う
続いて平方根を使うパターンをみていきましょう。
これは以下のような場合です。
ここで左辺を整理してみましょう。
すなわち、
^{2}=10)
を求めよということになります。
平方根を使用する場合というのは、このように
左辺(もしくは右辺)が〇〇の2乗になっている場合です。
平方根の解き方はもう大丈夫ですね。
わからないかたは今一度復習をしてみてください。
すなわち

が答えになります。
■次:解の公式を使う・解の公式では解けない