「いひやる/言ひ遣る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「
いひやる/言ひ遣る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
| 未然形 | いひやら |
| 連用形 | いひやり |
| 終止形 | いひやる |
| 連体形 | いひやる |
| 已然形 | いひやれ |
| 命令形 | いひやれ |
■意味1:他動詞
(手紙や使いの者を通して)
相手に伝える、言い送る。
[出典]:
初冠 伊勢物語
「...となむ追ひつきて
言ひやりける。」
[訳]:...と、すぐに(詠んで)
言い送りました。
■意味2:他動詞
全部言う、最後まで言い尽くす、すらすら言う。
※この用法の場合、多くが打消の語を伴って用いられる。
[出典]:
薄雲 源氏物語
「えも
言ひやらず、いみじう泣けば...」
[訳]:(明石の君は)どうしても
最後まで言いきることができず、たいそう泣くので...