にふだうす/入道す
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「
にふだうす/入道す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行変格活用
未然形 | にふだうせ |
連用形 | にふだうし |
終止形 | にふだうす |
連体形 | にふだうする |
已然形 | にふだうすれ |
命令形 | にふだうせよ |
■意味:自動詞
出家する、仏道に入って修行する。
[出典]:
花山院の出家 大鏡
「あさましく候ひしことは、人にも知らせさせ給はで、みそかに花山寺におはしまして、御出家
入道せさせ給へりしこそ。」
[訳]:意外で驚きましたことは、(花山院天皇は)他の人にはお知らせにならずに、ひそかに花山寺においでになって、ご出家して
仏道に入られたことです。