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論語『子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎』書き下し文・現代語訳と解説

著者名: 走るメロス
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論語『子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎』

このテキストでは、論語の一節『子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎』で始まる文の原文(白文)、書き下し文、現代語訳(口語訳)とその解説を記しています。



白文(原文)と書き下し文

子貢問曰、
子貢問ひて曰はく、

「有一言而可以終身行之者乎。」
「一言にして以つて終身之を行ふべき者有りや。」と。


子曰、
子曰はく、

「其乎。己所不欲、勿施於人。」
「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」と。


現代語訳(口語訳)

子貢問ひて曰はく、
子貢が質問して言うことには、

「一言にして以つて終身之を行ふべき者有りや。」と。
「一言、生涯貫き通すべき言葉はありますか。」と。


子曰はく、
孔子先生がおっしゃることには、

「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」と。
「それは恕(思いやりの心)であろうか。自分がしてほしくないことは、他人にもしてはならない。」と。


単語解説

終身生涯
人の立場や心情を察する心。思いやりの心
勿施於人「勿」は禁止を表す言葉。「於」は置き字

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鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 国語総合 古典編』 東京書籍

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