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今昔物語『兵だつる者、我が影を怖るること』(兵立ちける者)の品詞分解2

著者名: 走るメロス
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の(格助詞)
傍ら
に(格助詞)
あり(ラ行変格活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
紙障子
の(格助詞)
不意に(形容動詞・ナリ活用・連用形)
倒れ(ラ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、

に(格助詞)
倒れかかり(ラ行四段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
夫、
こ(代名詞)
は(係助詞)
ありつる(連体詞)
盗人
の(格助詞)
襲ひかかり(ラ行四段活用・連用形)
ぬる(完了の助動詞・連体形)
なり(断定の助動詞・連用形)
けり(詠嘆の助動詞・終止形)
と(格助詞)
心得(ア行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、

を(格助詞)
あげ(ガ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
叫び(バ行四段活用・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
妻、
憎み(マ行四段活用・連用形)
をかしく(形容詞・シク活用・連用形)
思ひ(ハ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、

「や(感動詞)、
か(代名詞)
の(格助詞)
主。

盗人
は(係助詞)
早う(副詞)
出で(ダ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
去り(ラ行四段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。

そこ
の(格助詞)

に(格助詞)
は(係助詞)
障子
の(格助詞)
倒れかかり(ラ行音連用形)
たる(完了の助動詞・連体形)
ぞ(係助詞)。」

と(格助詞)
言ふ(ハ行四段活用・連体形)

に(格助詞)、
夫、
起き上がり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
見る(マ行上一段活用・連体形)
に(接続助詞)、
まことに(副詞)
盗人
も(係助詞)
なけれ(形容詞・ク活用・已然形)
ば(接続助詞)、
障子
の(格助詞)
そぞろに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
倒れかかり(ラ行四段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
なり(断定の助動詞・連用形)
けり(詠嘆の助動詞・終止形)
と(格助詞)
思ひ得(ア行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、
そ(代名詞)
の(格助詞)

に(格助詞)
起き上がり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、

なる(断定の助動詞・連体形)

を(格助詞)
掻き(カ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、

を(格助詞)
ねぶり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、

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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 新編古典 古文編』東京書籍

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