4次方程式の異なる実数解
3次方程式の異なる実数解の数を求める問題が解けたら、今度は4次方程式の異なる実数解の数を求める問題にチャレンジしてみましょう。
<問題>
次の方程式の、異なる実数解の数を調べなさい。
"3x⁴−4x³−12x²+2=0"
解き方は、
3次方程式の異なる実数解の数を求める問題と同じで、"f(x)=3x⁴−4x³−12x²+2"として
グラフを書くことで、一発で答えを求めることができます。
グラフを書く
"f(x)=3x⁴−4x³−12x²+2"としてグラフを書いていきます。
f'(x)
=12x³−12x²−24x
=12x(x²ーx−2)
=12(x−2)(x+1)
なので、増減表は次のようになります。
増減表よりグラフは
グラフをx軸との交点の数が、方程式のもつ実数解の個数と等しいんでしたね。グラフより、"3x⁴−4x³−12x²+2=0"のもつ実数解は4個となります。