導関数の公式の証明
ここでは、次の導関数の性質について証明していきます。
kが定数(数字)のとき、"y=kf(x)"の導関数は、
"y'=kf'(x)"
"f(x)=kx²"として、この関数を
導関数の定義に従って微分してみましょう。
"
f(x)=kx²"なので、"
f(x+h)=k(x+h)²"
k(x+h)²=k(x²+2xh+h²)=kx²+2kxh+kh²
極限値の計算方法より
y'=k・2x
以上より"y=kx²"を微分すると、"y'=k・2x"となることがわかりました。"x²"を微分すると"(x²)'=2x"であることから、
"
y=kf(x)"の導関数が"
y'=kf'(x)"であることがわかります。