はじめに
ここでは図形の基本である、
直線、
半直線、
線分の概念について学びたいと思います。
直線
直線とは、どこまでも限りなく伸びている線のことを指します。
図示するとこのようになります。
点Aと点Bを通る直線を
直線ABと言います。
半直線
続いて半直線です。半直線とは、片方は点でとまり、もう片方はどこまでも伸びている線のことを指します。例えばこのような場合です。
上の半直線は、
点Bを起点に点Aの方まで伸びています。
この半直線のことを
半直線BAと言います。一方で下の半直線は、
点Aを起点に点Bの方まで伸びていますので、
半直線ABと言います。
線分
最後に線分です。線分とは
両端が点で止まっている線のことを指します。
この線分のことを線分ABと言います。
それでは、次の線はどの区分になるでしょうか。
次のABの部分は直線か半直線か、線分か答えなさい。
答えは線分です。
点Aと点Bの部分で止まっていますからね。
最後に
将来的に、「この線は直線か、半直線か、線分か答えよ」などという問題は出てきませんが、数学の図形の導入部分ですので、しっかりと理解しておきましょう。