同位角と錯角とは
図のように、2つの直線"l"と"m"に直線"n"が交わっています。このとき、∠Aと∠Bの位置関係にある角のことを、
同位角(どういかく)と言います。また、∠Aと∠Cの位置関係にある角のことを、
錯角(さっかく)と言います。
直線"l"と直線"m"が平行なとき
直線"l"と直線"m"が平行であるとき、同位角と錯角には次の関係があります。
2つの直線が平行のとき、2直線のなす同位角の大きさは等しい
すなわち、∠A=∠B
また、∠B=∠C(対頂角)なので、∠A=∠Cも成り立つ
練習問題
【問題】
直線"l"と直線"m"が平行なとき、∠xと∠yの大きさを求めなさい
◆ポイント
直線"l"と直線"m"が平行なので、同位角と錯角の大きさは等しくなる
∠xは、∠Aの同位角なので、∠x=55°
∠yは、∠Bの錯角なので、∠y=120°