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枕草子 原文全集「宮仕へ人のもとに来などする男の」

著者名: 古典愛好家
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宮仕へ人のもとに来などする男の

宮仕へ人のもとに来などする男の、そこにて物くふこそいとわろけれ。くはする人も、いとにくし。思はむ人の、

「なほ」


など心ざしありていはむを、忌みたらむやうに、口をふたぎ、顔をもてのくべきことにもあらねば、くひをるにこそはあらめ。いみじう酔ひて、わりなく夜ふけてとまりたりとも、さらに湯漬をだにくはせじ。心もなかりけりとて来(こ)ずは、さてありなむ。里などにて、北面よりいだしては、いかがはせむ。それだになほぞある。
               
               
                
     
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・枕草子 原文全集「宮仕へ人のもとに来などする男の」

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渡辺実 1991年「新日本古典文学大系 枕草子・方丈記」岩波書店
松尾聰,永井和子 1989年「完訳 日本の古典 枕草子」小学館
萩谷朴 1977年「新潮日本古典集成 枕草子 下」 新潮社

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