古代南北アメリカの文明で押さえておきたいポイント
※赤字部分が問題に出そうな部分です。赤色の暗記シートなどで隠して見てください。
メソアメリカ文明
・ヨーロッパ人が征服活動を行うまで、南北アメリカには高度な文明が存在した。アメリカ大陸原産の トウモロコシを主食とした インディオと言われる人々が、南北アメリカ各地に広がり、文明を築いた。
・ メキシコ高原から 中央アメリカにかけて、 メソアメリカ文明が成立した。 メソアメリカ文明は、 オルメカ文明、テオティワカン文明、マヤ文明、トルテカ文明、アステカ文明などに分けられる。
文明 | 特徴 |
オルメカ文明(前10世紀〜850年頃) | メキシコ湾岸に栄えた中央アメリカ初の都市文明。絵文字を使った。 |
テオティワカン文明(前2世紀〜後6世紀) | メキシコのテオティワカンに栄えた文明。ピラミッドを造営。 |
マヤ文明(6〜14世紀) | ユカタン半島の古代文明。マヤ文字や階段ピラミッドを造営。スペイン人に征服された。 |
トルテカ文明(6〜10世紀) | テオティワカン文明後に成立。後に分散した。 |
アステカ文明(12〜16世紀) | 都テノチティトランを中心に栄える。ピラミッドや象形文字、太陽暦を使用。1521年、コルテスによって滅ぼされた。 |
アンデス文明
・南米の アンデス山脈一帯には、 アンデス文明が成立した。 アンデス文明は、 チャビン文明、ワリ文明、モチカ文明、ナスカ文明、ティアワナコ文明、チムー文明、インカ文明などに分けられる。
文明 | 特徴 |
チャビン文明(前1000年頃) | ペルーにおこった古代文明。アンデス文明のさきがけとなった。 |
ワリ文明(500年〜900年頃) | チャビン文化消滅後ペルー中部に栄えた古代文明。 |
モチカ文明(100〜800年頃) | チャビン文化の後、ペルーで栄えた古代文明。 |
ナスカ文明(1〜8世紀) | ペルーのカワチ遺跡周辺に栄え、地上絵を残した。 |
ティアワナコ文明(1〜12世紀) | ボリビアで栄えた古代文明。 |
チムー文明(12〜15世紀) | モチカ文明を継承。インカ帝国に滅ぼされた。 |
インカ文明(1200年頃〜1533年) | ケチュア族が首都クスコを中心に建国した大帝国。高度な石造技術と青銅器、キープを使用した。著名な遺跡がマチュピチュである。1533年、ピサロに滅ぼされた。 |
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・古代南北アメリカの文明(アステカ文明、インカ帝国、マチュピチュなど) 受験対策問題 21
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『教科書 世界史B』 山川出版社 |
『世界史B 用語集』 山川出版社 |
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