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『鶏鳴狗盗』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説

著者名: 走るメロス
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文法解説

置き字

(※ⅰ)於

「於」は「場所」、「対象」、「起点」、「比較」など表す。どの働きをするかは、「於」の直後についた送り仮名などから判断しなければならない。





意味直後の送り仮名現代語訳
場所や時「ニ」〜で/〜に
対象「二」〜に[対して]
原因や起点「二/ヨリ」〜から/〜に[よって]/述語に当たる語が形容詞・形容動詞
目的「ヲ」〜を
比較ヨリモ〜よりも
受け身の相手〜に[よって]


(※ⅲ)矣

「矣」は置き字。文末に置いて、その文を強調するために使われる。

(※ⅳ)而

「而」は「ジ」と読めるが、本文で読むことはなく、接続を表す置き字。 接続を表すとは、「~なので○○」や「~ではあるけれどけど△△」などを指す。順接を表すのか逆説を表すのかは文脈から判断しなければならないが、往々にして次のことが言える。

・「而」の直前に読む語の送り仮名が「〜て、〜して」の場合は順接
・「而」の直前に読む語の送り仮名が「〜ども」の場合は逆接





使役

(※ⅱ)使人抵昭王幸姫求解

「使AB」で「AをしてB(せ)しむ」と読み、「AにBさせる」と訳す。

単語・解説

(※1)庶弟異母弟
(※2)食客主人が衣食住の世話をする代わりに、主人に奉公をする人物たちのこと
(※3)号して〜と為す〜と呼ばれる。孟嘗君は食客を多く抱えた王として有名
(※4)乃ちそこで
(※5)質人質
(※6)幸姫寵愛を受けている女性
(※7)狐白裘白狐の毛皮だけで編まれた高価な毛皮
(※8)蓋し実は、実のところ
(※9)客ここでの客は、食客ではなく通行人/旅人を意味する
(※10)尽くいっせいに
(※11)遂にその結果






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『鶏鳴狗盗』テストで出題されそうな問題


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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『教科書 高等学校 国語総合 古典編』 三省堂
『教科書 国語総合』 教育出版
『教科書 探求国語総合』 桐原書店
『教科書 新編国語総合』 大修館書店
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店

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