はじめに
三角比の単元で新しく学習する、
sin(サイン)、
cos(コサイン)、
tan(タンジェント)の定義についてみていこう。
三角比
三角比、これがわかるようになると、三角形の辺の長さや面積、さらには角度まで簡単に求めることができるようになる。三角比は、ビルを建てるときの測量や飛行機のパイロットが運行路線を決めるときなど、我々の身近なところでもよく使われているので、学習しても決して無駄になることはない。
■三角比とは
三角比とは、sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)の3つの値からなるものだ。図のような三角形ABCにおいて、それぞれの角を∠A、∠B、∠Cとしたとき
と決められている。ちなみに∠Bを基準としたら、
となる。
覚え方は次のように覚えよう。
まずは「sinAは?」「tanBは?」ときかれたときに、どの辺とどの辺を用いるのかをすぐにイメージできるようにしておこう。