「まどひて願立てけり」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
まどひて
願立てけり
現代語訳・口語訳・意味
(子が気を失ってしまったので、親は)
うろたえて神仏に祈願しました。
品詞分解
| 単語 | 品詞 |
| まどひ | ハ行四段活用「まどふ」の連用形 |
| て | 接続助詞 |
| 願立て | タ行下二段活用「ぐゎんたつ」の連用形 |
| けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
主な出典
【伊勢物語「すける物思ひ」】
男、泣く泣く詠める。「出でて往なばたれか別れの難からむありしにまさる今日は悲しも」と詠みて、絶え入りにけり。親あわてにけり。なほ思ひてこそ言ひしか、いとかくしもあらじと思ふに、真実に絶え入りにければ、まどひて願立てけり。今日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける。