「男はこの女をこそ得めと思ふ」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
おとなになりにければ、男も女も
恥ぢかはして
ありけれど、男はこの女をこそ
得めと思ふ。
現代語訳・口語訳・意味
(2人とも)大人になったので、男も女も互いに恥ずかしがっていたのですが、
男はこの女を妻にしたいと思いました。
品詞分解
| 単語 | 品詞 |
| 男 | 名詞 |
| は | 係助詞 |
| こ | 代名詞 |
| の | 格助詞 |
| 女 | 名詞 |
| を | 格助詞 |
| こそ | 係助詞・係り結び |
| 得 | ア行下二段活用「う」の未然形 |
| め | 意志の助動詞「む」の已然形・係り結び |
| と | 格助詞 |
| 思ふ。 | ハ行四段活用「おもふ」の終止形 |
主な出典
【伊勢物語『筒井筒』】
昔、田舎わたらひしける人の子ども、井のもとにいでて遊びけるを、おとなになりにければ、男も女も恥ぢかはしてありけれど、男はこの女をこそ得めと思ふ。女はこの男をと思ひつつ、親のあはすれども、聞かでなむありける。