比較の最上級を使ったさまざまな表現
このテキストでは、比較の最上級を使ったさまざまな表現についてみていきましょう。
富士山は、日本で一番高い山です
これまでは、"He is the tallest."や"She is the most beautiful."のように、形容詞で終わるものばかりをチェックしてきましたが、今回は、"高い
山"と形容詞のあとに名詞がついていますね。このような場合、次のように書きます。
Mt.Fuji is the highest mountain in Japan.
"the ○○est"のあとに名詞をつけるだけです。
これが、最も難しくない本です
"最も~だ"はみてきましたが、"最も~
ない"というのは初めてですね。"~でない"となっているので否定文にすればよいのでしょうか。ここでは、"
least"という言葉を使います。
This is the least difficult book.
"the least 形容詞"で"最も~ない"
"the least"がつくことで、○○に入る形容詞を否定することになるんですね。例えば"the least expensive"だと"最も高くない"となりますし、"the least highest"だと"最も高さがない"となります。
彼は世界で最も有名なミュージシャンの1人です
今度は、"
最も~なうちの1人"という表現方法です。最上級は、3つの人(3つのもの)以上の中から一番を選ぶ方法なのですが、中にはこのように"最も~なうちの1人"というときに使うものもあるんですね。
He is one of the most famous musicians in the world.
"one of the most 形容詞 名詞(複数形)"で"最も~なうちの1人"
※
名詞が複数形になっていることも忘れずにチェックしておきましょう。
K2は世界で2番目に高い山です
最上級なので1番なものだけを表すと思いきや、実は例文のように"2番目に"とか"3番目に"を表すこともできます。
K2 is the second largest mountain in the world.
例文のように、
theと形容詞の間に序数をいれます。序数とは、"first","second","third"といったやつでしたね。
ちなみに"the most 形容詞"を使う場合には、
"the+序数+most+形容詞"の順番になります。