「日もいと長きにつれづれなれば」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
日もいと
長きに
つれづれなれば、夕暮れの
いたう霞みたるに
まぎれて、かの小柴垣のもとに
立ち出で給ふ。
現代語訳・口語訳・意味
日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、(光源氏は)夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| 日 | 名詞 | ー |
| も | 係助詞 | ー |
| いと | 副詞 | ー |
| 長き | ク活用の形容詞「ながし」の連体形 | ー |
| に | 格助詞 | ー |
| つれづれなれ | ナリ活用の形容動詞「つれづれなり」の已然形 | ー |
| ば、 | 接続助詞 | ー |
主な出典
【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
日もいと長きにつれづれなれば、夕暮れのいたう霞みたるにまぎれて、かの小柴垣のもとに立ち出で給ふ。人々はかへし給ひて、惟光朝臣とのぞき給へば、ただこの西面にしも、持仏据ゑ奉りて行ふ尼なりけり。簾少し上げて、花奉るめり。