「ふりゆく/旧り行く/古り行く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】
このテキストでは、カ行四段活用の動詞「
ふりゆく/旧り行く/古り行く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行四段活用
未然形 | ふりゆか |
連用形 | ふりゆき |
終止形 | ふりゆく |
連体形 | ふりゆく |
已然形 | ふりゆけ |
命令形 | ふりゆけ |
■意味:自動詞
古くなっていく、年老いていく。
[出典]:
百人一首 入道前太政大臣
「花誘ふ 嵐の庭の 雪ならで
ふりゆくものは わが身なりけり」
[訳]:桜の花をさらっていく嵐が吹く庭では、(桜の花びらが舞って)雪のようではあるが、降っているのは(雪ではなくて)
年老いていく私の身であることよ。