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13_80 場合の数と確率 / 確率

余事象の確率の求め方

著者名: OKボーイ
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余事象の確率の求め方

とある事象Uの中で、特定の条件を満たしている事象をAとします。
この事象Aが起こる確率はP(A)で表すことができました。

余事象とは、事象Uの中でAではない事象のことを指し 
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で表します。


事象Uはある条件を満たす事象Aと、Aではない余事象、この2つの事象で成り立ちます。それぞれが起こる確率を
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としたとき、次の計算式が成り立ちます。
ALT


わかりやすく、サイコロを例に考えてみましょう。

サイコロを1回ふったときに、1、2以外の目が出る確率を考えてみます。
考え方としては、

1:【3・4・5・6の目が出る確率を求める】

もしくは

2:【1か2が出る確率を求め、先程の定理を使って求める】

この2つの方法がありますが、せっかくですので後者で解いてみましょう。
サイコロを1回ふって1か2が出る確率をP(A)としたとき、1、2以外の目が出る確率は、

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で表すことができます。

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先ほどの公式より

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これが、1と2以外の目が出る確率となります。

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『教科書 数学A』 数研出版

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