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3_80 数と式 / 1年:1次方程式・不等式

1次不等式について計算問題を解きながら解説

著者名: OKボーイ
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1次不等式を解く

このテキストでは、1次不等式について誰でも理解ができるよう、できるだけわかりやすい解説を心がけています。

1次不等式とは

1次不等式とは、次のような式のことです。

x+2>3

4yー5≦y+10


変数とは

不等式において「x」や「y」のことを変数と言います。例えば

x>1

という式の場合、xは1よりも大きい数字であることがわかります。xが2であっても100であっても、1000であっても、この式は成り立ちます。このようにxは、様々な可能性を秘めています。そのような値のことを、数学では「変数」と呼びます。不等式を解くということは、この変数が取りうる値の範囲を求めるということです。

1次不等式を解くステップ

不等式を解く基本的なステップは次の通りです。

1.移項

不等式の両辺に同じ数を加えたり引いたりして、変数を片方の辺に、数字をもう一方の辺に集めます。

x+2>3

を例に考えましょう。変数「x」を不等号の左側に、数字を不等号の右側に集めるために、両辺にー2します。

x+2ー2>3ー2
x>1

となり、xの範囲を求めることができました。
では次に、

4yー5≦y+10

を例に考えてみましょう。まずは「1.移項」を行います。
変数yを左辺に、数字を右辺に集めてみましょう。両辺に+5とーyします。


4yー5≦y+10
4yーyー5+5≦yーy+10+5
3y≦15

これで終わりではありません。yの前についている「3」、これをどうにかしなくてはなりません。

2.係数の除去

変数の前についている数字のことを「係数」と言いますが、これを取り除くためには、両辺をその係数で割る必要があります。

3y≦15

の両辺をyの係数3で割ります。


3y÷3≦15÷3
y≦5

つまりyは、5以下の数字を取る変数だということがわかりましたた。

まとめ

1次不等式を解くときは、次のステップで解いていきましょう。
1.移項
※変数は左に、数字は右に移項する


2.係数の除去
※変数に数字(係数)がくっついていたら、その係数で両辺を割る

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