円にも方程式がある
直線を方程式で表したように、円も方程式で表すことができます。
図のように、中心が原点O、半径がrの円の方程式は
x²+y²=r² …①
と書きます。では、次のような円はどうでしょうか。
円の中心が(a、b)である、半径がrの円です。これは
(x−a)²+(y−b)²=r² …②
と表します。
ここまで覚えなければ、円の問題は解けませんのでしっかりと覚えましょう。
では、実際に問題をみてみましょう。
■(1)原点を中心とする半径2の円の方程式を求めなさい。
これは①より
x²+y²=2²
よって
x²+y²=4
となります。
■(2)点(-1、3)を中心ちする半径1の円の方程式を求めなさい
②を利用しましょう。
(x+1)²+(y−3)²=1
となります。
原点以外に中心があるき、(x-a)、(y-b)
aとbがプラスなのかマイナスなのか惑わされないようにしましょう。