スチールウールとマグネシウムの燃焼
物質を燃焼(ねんしょう)させる、すなわち物質を燃やすことを
酸化と言います。(正確には酸化の一種です)。燃焼には酸素が必要なために、物質と酸素が化合するわけです。
スチールウールの燃焼の化学反応式
スチールウールの燃焼を考えます。スチールウールは鉄でできているので、鉄の燃焼と考えていいでしょう。スチールウールを燃焼すると、パチパチと赤く光りながらもえていき、最後には黒いかたまりができます。
スチールウール(鉄)+酸素→酸化鉄
もえた後に残っていた黒いかたまりは、
酸化鉄です。反応前の
鉄が塩酸に溶けたのに対し、反応後の酸化鉄は、塩酸には溶けません。
マグネシウムの燃焼
続いてマグネシウムの燃焼を考えます。燃焼ですので、マグネシウムと酸素が化合をします。
マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム
マグネシウムをもやすと、酸化して酸化マグネシウムができます。