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古文単語「おさふ/抑ふ/押さふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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おさふ/抑ふ/押さふ

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ハ行下二段活用

未然形おさへ
連用形おさへ
終止形おさふ
連体形おさふる
已然形おさふれ
命令形おさへよ


意味1:他動詞

痛むところなどをおさえる、手を当てて力を加える

[出典]:朝顔 源氏物語
「胸のおきどころなく騒げば、抑へて...」

[訳]:胸がどうしようもなく騒ぐので、(胸を)おさえて...


意味2:他動詞

押しとどめる、押さえつける、防ぐ

[出典]:野分 源氏物語
「御簾の吹き上げらるるを、人々おさへて...」

[訳]:御簾が(風で)吹き上げられるのを、女房たちが押さえつけて...


意味3:他動詞

我慢する、こらえる

[出典]忠度の都落ち 平家物語
「俊成卿、いとど名残惜しうおぼえて、涙をおさへてぞ入り給ふ。」

[訳]:(三位)俊成卿は、ますます名残惜しく思われて、涙をこらえて(屋敷に)お入りになります。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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