どうしん/道心
このテキストでは、古文単語「
どうしん/道心」の意味、解説とその使用例を記している。
⇒下記「だうしん/道心」と同義。
だうしん/道心
名詞
■意味1
仏道を求める心、仏教を深く信仰する心。
[出典]:
虫は 枕草子
「ぬかづき虫、またあはれなり。さる心地に
道心おこして、つきありくらむよ。」
[訳]:コメツキムシも、また趣深く感じる。そんな(ちっぽけな虫の)心にも
仏教を深く信仰する心を生じさせて、額を地につけて拝みまわっているのだろうよ。
■意味2
成人してから仏門に入った者。