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古文単語「やさし/優し」の意味・解説【形容詞シク活用】

著者名: 走るメロス
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やさし/優し

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「やさし」には
恥し
②優し
などの用法があるが、ここでは「②優し」を扱う。

形容詞・シク活用

未然形やさしくやさしから
連用形やさしくやさしかり
終止形やさし
連体形やさしきやさしかる
已然形やさしけれ
命令形やさしかれ


意味1

優美である、趣がある、上品でしとやかである

[出典]那須野 奥の細道
「ちひさき者ふたり、馬の跡したひて走る。ひとりは小姫にて、名をかさねといふ。聞きなれぬ名のやさしかりければ...」

[訳]:幼い者(子ども)が二人、馬のあとを追いかけて走る。一人は小さい女の子で、名前を"かさね"という。聞きなれない名前が優美であったので...


意味2

けなげである、感心である

[出典]:実盛 平家物語
「『優しう申したるものかな。』」

[訳]:「けなげに申し上げたものだ。」

※「やさしう」は連用形「やさしく」のウ音便


意味3

思いやりがある、情け深い

意味4

優美で繊細である

※主に和歌で用いられる。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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