古文単語「とりそふ/取り添ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】

著者名：走るメロス

とりそふ/取り添ふ

このテキストでは、ハ行下二段活用の動詞「とりそふ/取り添ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ハ行下二段活用

■意味：他動詞

付け加える、添える。

[出典]：三文にて歯二つ沙石集
「『さらば三文にて歯二つ取り給へ。』とて、虫も食はぬに良き歯を取り添へて二つ取らせて、、三文取らせつ。」

[訳]：「それならば三文で歯を二つとってください。」と言って、虫も食わないのに良好な歯を付け加えて二つとらせて、三文与えました。

全訳読解古語辞典　第四版　三省堂

ベネッセ全訳古語辞典　改訂版　Benesse

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