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古文単語「ふきたつ/吹き立つ」の意味・解説【タ行四段活用/タ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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ふきたつ/吹き立つ

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[※「ふきたつ/吹き立つ」には、
①タ行四段活用
②タ行下二段活用
の用法がある。
①タ行四段活用

未然形ふきたた
連用形ふきたち
終止形ふきたつ
連体形ふきたつ
已然形ふきたて
命令形ふきたて


意味:自動詞

(風が)
吹き始める、吹き出す

[出典]:伊勢物語
「少し秋風吹き立ちなむ時、必ず会はむ。」

[訳]:少し秋風が吹き始めるとき、必ずお会いしましょう。


②タ行下二段活用

未然形ふきたて
連用形ふきたて
終止形ふきたつ
連体形ふきたつる
已然形ふきたつれ
命令形ふきたてよ


意味1:他動詞

吹き上げる、吹いて舞い上がらせる

[出典]ねずみの婿とり 沙石集
「われは日の光をも隠す徳あれども、風に吹き立てられぬれば、何にてもなし。風を婿にせよ。」

[訳]:私は太陽の光を隠す能力はあるが、風に吹き上げられると、どうしようもない。(風のほうが優れているので)風を婿にしなさい。


意味2:他動詞

(笛などを)
吹き鳴らす

[出典]:初音 源氏物語
「笛の音もいとおもしろう吹き立てて...」

[訳]:笛の音もたいそう見事に吹き鳴らして...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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