「うちしく/打ち敷く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】
このテキストでは、カ行四段活用の動詞「
うちしく/打ち敷く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行四段活用
未然形 | うちしか |
連用形 | うちしき |
終止形 | うちしく |
連体形 | うちしく |
已然形 | うちしけ |
命令形 | うちしけ |
■意味:他動詞
(敷物を)
敷く、広げる。
[出典]:
平泉 奥の細道
「『国破れて山河あり、城春にして草青みたり』と、笠
うち敷きて、時の移るまで涙を落とし侍りぬ。」
[訳]:「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と(杜甫が詠んだ句を胸に、)笠を
敷いて(腰をおろし)、時が移るまで涙を流したのであった。