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古文単語「とりいる/取り入る」の意味・解説【ラ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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とりいる/取り入る

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ラ行下二段活用

未然形とりいれ
連用形とりいれ
終止形とりいる
連体形とりいるる
已然形とりいるれ
命令形とりいれよ


意味1:他動詞

(手紙や贈り物などを)
受け取る

[出典]火鼠の皮衣 竹取物語
「竹取出で来て取り入れて、かぐや姫に見す。」

[訳]:竹取(の翁)が出てきて(火鼠の皮衣を)受け取って、かぐや姫に見せます。


意味2:他動詞

中に入れる

[出典]この草子、目に見え心に思ふことを 枕草子
「左中将、まだ伊勢守と聞こえしとき、里におはしたりしに、端の方なりし畳をさし出でしものは、この草子載りて出でにけり。惑ひ取り入れしかど...」

[訳]:左中将殿が、まだ伊勢守と申し上げたとき、(私の)住んでいる所にいらっしゃったのですが、端の方においてあった畳を差し出したところ、この草子が(畳に)のって(人目につくところに)出ていました。あわてて中に入れたのですが...


意味3:他動詞

(物の怪が人の心を引き入れて)
苦しめる、悩ませる

[出典]:葵 源氏物語
「例のごと取り入れたるなめり...」

[訳]:いつものように物の怪が心を引き入れて悩ませているのであろう...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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