新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「いとなみいだす/営み出だす」の意味・解説【サ行四段活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
いとなみいだす/営み出だす

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「いとなみいだす/営み出だす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

※「いとなみいづ/営み出づ」とも。
サ行四段活用

未然形いとなみいださ
連用形いとなみいだし
終止形いとなみいだす
連体形いとなみいだす
已然形いとなみいだせ
命令形いとなみいだせ


意味:他動詞

作り出す、こしらえあげる

[出典]亀山殿の御池に 徒然草
「多くの銭を賜ひて、数日に営み出だして、掛けたりけるに、おほかた廻らざりければ、とかく直しけれども、つひに回らで、いたづらに立てりけり。」

[訳]:多くの金銭をお与えになって、数日かけてこしらえあげて、(水車を川に)かけたところ、まったくまわらなかったので、あれこれと直してみたけれど、最後までまわることはなく、むなしく(水車は)立っているだけであった。

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 10,189 pt 
 役に立った数 4 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。