きょうず/興ず
このテキストでは、サ行変格活用の動詞「
きょうず/興ず」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行変格活用
未然形 | きょうぜ |
連用形 | きょうじ |
終止形 | きょうず |
連体形 | きょうずる |
已然形 | きょうずれ |
命令形 | きょうぜよ |
■意味:自動詞
面白がる、興に入る。
[出典]:
花は盛りに 徒然草
「よき人は、ひとへに好けるさまにも見えず、
興ずるさまも等閑なり。」
[訳]:教養のある人は、むやみに風流を好んでいるようにも見えず、(趣を)
楽しむ様子もあっさりとしている。