最上級の比較表現
比較級という言葉からわかるように、「AとBを比べてAの方が○○だ(良質だ、高い、安いetc)」とするのが比較の表現です。
そのなかで、「A、B、Cのこの3つの中でAが一番○○だ」とする表現もあります。
これを
最上級の比較と言います。
彼がこのクラスで一番背が高い
最上級は以下のように書きます。
①
主語+動詞+the+形容詞est~
②
主語+動詞+the+most+形容詞
①と②の使い分けですが、形容詞が長い時は②を使います。
例えば beautiful のような場合は、
the beautifulest ではなくthe most beautiful とします。
では、「
彼がこのクラスで一番背が高い」を英文にしてみましょう。
主語は「彼が」ですので He is で始まります。また、背が高いは tall ですね。
He is the tallest in this class.
形容詞 tallに 「est」がついていますね。
もう1つみてみましょう。
「
彼女はクラスで一番きれいだ」
言われてみたいですねー。きれいは「beautiful」を使います。
そういえばどこかでみましたね、この単語。
She is the most beautiful in the class.
beautifulは長いので、
the most beautifulとします。
長いって何文字以上?と思われるかもしれませんが、ここは感覚です。
彼はクラスで2番目に足が速いです。
では続いて、このような場合どうしたらいいでしょうか。
「
彼はクラスで2番目に足が速いです」
2番目だから最上級は使えない?でも比較級でこんなの習ってない…
結論から言うと、こうなります。
He runs
the second fastest in the class.
fastestの前に2番目という意味のthe second を持ってくることで「彼はクラスで2番目に足が速いです」とできます。