とりどりなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「
とりどりなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | とりどりなら | ◯ |
連用形 | とりどりなり | とりどりに |
終止形 | とりどりなり | ◯ |
連体形 | とりどりなる | ◯ |
已然形 | とりどりなれ | ◯ |
命令形 | とりどりなれ | ◯ |
■意味
それぞれ様子が異なる、様々である。
[出典]:
祇園精舎 平家物語
「...これらはおごれる心もたけきことも、皆
とりどりにこそありしかども」
[訳]:...これらの者はおごり高ぶる心が勢い盛んなことも、みな
それぞれに甚だしいものであったが