縄文時代
縄文時代のはじまり
更新世、完新世と時代は下り、その後1万2000年前から紀元前5〜4世紀までを
縄文時代といいます。この時代の新石器文化を
縄文文化といい、人々は
縄文土器や
磨製石器の利用や
狩猟・漁猟を行い生活していました。
縄文時代は、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期に分けられます。
石器の発達
この時代、石器が更に発達し、旧石器時代の打製石器に
加えて(置き換わったわけではない)、石を磨いて作った磨製石器が現れます。磨製石器の種類としては、
石斧(打製と磨製の両方があった)・石鏃(弓矢のやじり)・石匙(スプーン)・石棒・石剣・石錘(漁に使うおもり)・石皿などがありました。
これらに加えて、動物の骨・牙・角で作った
骨角器もあり、釣り針・銛・鏃などに利用されました。漁労は当時の生活に欠かせないもので、
丸木舟が用いられました。
石器としてよく使われたのが
黒曜石で、熊本の阿蘇山・北海道の白滝や十勝・長野の和田峠・神奈川の箱根畑宿・伊豆諸島の神津島・大分の姫島・佐賀の腰岳などが主な産地でした。他にも、二上山の
サヌカイト(讃岐石)・新潟姫川流域の
ひすい(硬玉)・硬質頁岩などが使われました。
縄文土器
この時代、表面に縄文模様のある縄文土器が作られます。この土器は低温で焼かれたのでもろい構造でした。土器も時代区分とともに、一般的に草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6期に分類されます。
| 草創期 | 豆粒文土器・隆起線文土器 |
| 早期 | 尖底土器 |
| 前期・中期 | 深鉢型土器・火焔土器 |
| 後期 | 注口土器 |
| 晩期 | 亀ヶ岡式土器 |
| 最末期 | 夜臼式土器 |