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枕草子『二月つごもりごろに』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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皆いと恥づかしき中に、宰相の御答(いら)へを、いかでかことなしびに言ひ出でむ、と心ひとつに苦しきを、御前に御覧ぜさせむとすれど、上のおはしまして大殿籠りたり。


いと副詞
恥づかしき形容詞・シク活用・連体形
に、格助詞
宰相
格助詞
御答へ
を、格助詞
いかで副詞
係助詞
ことなしび
格助詞
言ひ出でダ行下二段活用・未然形
む、推量の助動詞・連体形
格助詞
心ひとつ
格助詞
苦しき形容詞・シク活用・連体形
を、接続助詞
御前
格助詞
御覧ぜサ行変格活用・未然形
させ使役の助動詞・未然形
意志の助動詞・終止形
格助詞
すれサ行変格活用・已然形
ど、接続助詞
格助詞
おはしましサ行四段活用・連用形
て、接続助詞
大殿籠りラ行四段活用・連用形
たり。存続の助動詞・終止形



主殿司は、「とくとく。」と言ふ。げに遅うさへあらむは、いと取りどころなければ、さはれとて、

主殿司
は、係助詞
「とく副詞
とく。」副詞
格助詞
言ふ。ハ行四段活用・終止形
げに副詞
遅う形容詞・ク活用・連用形のウ音便
さへ副助詞
あらラ行変格活用・未然形
仮定の助動詞・連体形
は、係助詞
いと副詞
取りどころ
なけれ形容詞・ク活用・已然形
ば、接続助詞
さはれ感動詞
格助詞
て、接続助詞



「空寒み花にまがへてちる雪に」と、わななくわななく書きてとらせて、いかに思ふらむとわびし。

寒み形容詞・ク活用の語幹+接尾語
格助詞
まがへハ行下二段活用・連用形
接続助詞
ちるラ行四段活用・連体形
格助詞
と、格助詞
わななくカ行四段活用・終止形
わななくカ行四段活用・終止形
書きカ行四段活用・連用形
接続助詞
とらせサ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
いかに副詞
思ふハ行四段活用・終止形
らむ現在推量の助動詞・連体形
格助詞
わびし。形容詞・シク活用・終止形


【ちょっと復習「わななく」の意味は?】

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『教科書 精選古典B 』三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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