−θの三角関数の公式
図において、"∠POA=θ"、"OP=r"とします。
x軸を対象に、△POAを対称移動させた三角形を△QOAとします。座標上でみると、"∠QOA=−θ"となります。
このとき、
また、
以上のことから、次の公式がなりたちます。
sin(−θ)=−sinθ
cos(−θ)=cosθ
tan(−θ)=−tanθ
練習問題
■sin(−π/6)
■cos(−2/3 π)
■tan(−π/3)
弧度法で表した角の三角比の求め方がわからない場合は、
三角関数の基本[弧度法で表されたθを用いてsinθ,cosθ,tanθの値を求める問題]をチェックしておきましょう。