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『海賊の恐れ』の品詞分解 土佐日記

著者名: 走るメロス
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これを聞きて、ある女の童の詠める、「わたつみのちふりの神に手向する幣の追風止まず吹かなむ」とぞ詠める。


これ代名詞
格助詞
聞きカ行四段活用・連用形
て、接続助詞
ある連体詞
女の童
格助詞
詠めマ行四段活用・已然形
る、完了の助動詞・連体形
「わたつみ
格助詞
ちふりの神
格助詞
手向け
するサ行変格活用・連体形
格助詞
追風
止まマ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
吹かカ行四段活用・未然形
なむ。」終助詞
格助詞
係助詞
詠めマ行四段活用・已然形
る。完了の助動詞・連体形


この間に、風のよければ楫取いたく誇りて、船に帆上げなど喜ぶ。

代名詞
格助詞
に、格助詞
格助詞
よけれ形容詞・ク活用・已然形
接続助詞
楫取り
いたく副詞
誇りラ行四段活用・連用形
て、接続助詞
格助詞
帆上げ
など副助詞
喜ぶ。バ行四段活用・終止形



その音を聞きて、童も嫗もいつしかと思ほへばにやあらん、いたく喜ぶ。

代名詞
格助詞
格助詞
聞きカ行四段活用・連用形
て、接続助詞
係助詞
係助詞
いつしか副詞
格助詞
副助詞
思へハ行四段活用・已然形
接続助詞
断定の助動詞・連用形
係助詞
あら補助動詞・ラ行変格活用・未然形
ん、推量の助動詞・連体形
いたく副詞
喜ぶ。バ行四段活用・終止形


この中に淡路の専女といふ人の詠める歌、「追風の吹きぬる時は行く船も帆手打ちてこそ嬉しかりけれ」とぞ。天気のことにつけて祈る。

代名詞
格助詞
格助詞
淡路
格助詞
専女
格助詞
いふハ行四段活用・連体形
格助詞
詠めマ行四段活用・已然形
完了の助動詞・連体形
歌、
「追風
格助詞
吹きカ行四段活用・連用形
ぬる完了の助動詞・連体形
係助詞
行くカ行四段活用・連体形
格助詞
帆手
打ちタ行四段活用・連用形
接続助詞
こそ係助詞
嬉しかり形容詞・シク活用・連用形
けれ。」過去の助動詞・已然形
格助詞
ぞ。係助詞
天気
格助詞
こと
格助詞
つけカ行下二段活用・連用形
接続助詞
祈る。ラ行四段活用・終止形


※現代語訳:土佐日記『海賊の恐れ』わかりやすい現代語訳と解説
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『教科書 高等学校 国語総合 古典編』 三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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