このテキストでは、関係代名詞を勉強する前に理解しておきたいことについてまとめています。読んでおくと、「
なんで関係代名詞って使うんだっけ?」と困ったときにすんなりと頭に入りやすくなるかもしれません。
関係代名詞
はじめに"
ピアノを弾いている女の子"という日本語について考えてみましょう。"女の子"という名詞を"ピアノを弾いている"という言葉が説明をしていますよね。
日本語の場合は、名詞の前に名詞を説明する語句がきます。
しかし英語の場合は、これが逆になり"
the girl who is playing the piano"となります。"the girl"が"女の子"で、"is playing the piano"が"ピアノを弾いている"にあたります。では"who"は何か?これが
関係代名詞と呼ばれるものです。
名詞と名詞を説明している語句をつなぐ言葉です。
関係代名詞というネーミングの由来
"the girl who is playing the piano"において"who"は2つの役割をこなしています。1つは先ほど述べたように"the girl"と"is playing the piano"を
結びつける(関係させる)役割を。そしてもう1つは、"who is playing the piano"という節で
代名詞としての役割をこなしています。
代名詞ときいて「?」と思われるかもしれませんが、例えば"He is playing the piano."という文の"He"は代名詞として主語の役割を果たしていますよね。ここでの"who"も同じ役割を果たしていると考えてください。
この2つの理由から関係代名詞と呼ばれているわけですね。
関係代名詞の仲間
関係代名詞は"who"だけではありません。代表的なものとして"
which","
that"があります。ちょっと進んでくると"
what"や"
whoever","
whichever","
whatever"などが登場してきます。まずは"who","which","that"をマスターするようにしていきましょう。