"be going to"
willと同じような働きをするもので"
be going to"があります。(ちなみにこれは助動詞ではありません。)willの場合は「
will+動詞の原形」として使いましたが、"be going to"の場合は、「
主語+be going to+動詞の原形」として使います。
※主語によって"be"の部分が変化することに気をつけましょう。
ではこの"will"と"be going to"はどうやって使い分けをするのでしょうか。
意思をさらに強く
訳し方はwillと同じで「~でしょう、~するだろう」と訳すのですが、be going toのほうがwillに比べて
~するつもりだというニュアンスが強いのが特徴です。
1:
I am going to go to America next year.
2:
I will go to America next year.
この2つの例文を見比べてみてください。例文1は「私は来年アメリカに行くつもりです」と訳し、例文2は「私は来年アメリカに行くでしょう」と訳します。例文1の方が、
前もって計画を立ててきちんとアメリカにいくつもりだというのが伝わってくるのではないでしょうか。
疑問文でよく使う
3:
Will you go to the church with me?
4:
Are you going to go to the church?
この2つの文の違いはどこでしょうか?
実は「Will you~」で始まる文には、「~してくれませんか?」というニュアンスが含まれています。ですので、例文3は、「教会に一緒に行ってくれませんか?」となります。これでは未来を表してはいませんね。この間違いを防ぐために、「
疑問文では"be going to"」を使うことが多いのです。例文4は「あなたは教会に行くつもりですか?」と訳します。
より近い未来を
"be going to"は"will"よりも近い未来を表すときがあります。
5:
It will rain tomorrow.
6:
It is going to rain tonight.
例文5は「明日は雨が降るだろう」と訳し、例文6は「今夜は雨が降りそうです」と訳します。ちなみに「It will rain tonight.」と書いても正解です。あくまでもニュアンスの問題です。
まとめ-"will"と"be going to"の違い-
"be going to"は"will"に比べて、「前もって計画していてきちんと実行にうつすつもりだ」というニュアンスが強い
疑問文では"will"よりも"be going to"をよく使う
"be going to"は"will"よりも近い未来を表す