「男、血の涙を流せども、とどむるよしなし」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
男、血の涙を流せども、
とどむるよし
なし。
現代語訳・口語訳・意味
男性は、血の涙を流しますが、(女性が出て行くのを)引き止めるすべがありません
品詞分解
| 単語 | 品詞 |
| 男、 | 名詞 |
| 血 | 名詞 |
| の | 格助詞 |
| 涙 | 名詞 |
| を | 格助詞 |
| 流せ | サ行四段活用「ながす」の已然形 |
| ども、 | 接続助詞 |
| とどむる | マ行下二段活用「とどむ」の連体形 |
| よし | 名詞 |
| なし。 | ク活用の形容詞「なし」の終止形 |
主な出典
【伊勢物語「すける物思ひ」】
女もいやしければ、すまふ力なし。さる間に、思ひはいやまさりにまさる。にはかに、親、この女を追ひうつ。男、血の涙を流せども、とどむるよしなし。率て出でて往ぬ。男、泣く泣く詠める。