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「世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。」の現代語訳

著者名: 走るメロス
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「世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。」の現代語訳・口語訳・意味

原文

世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。


現代語訳・口語訳・意味

のちの世の語り草にもなるに違いないほどの(ご寵愛の)なさりようです。


品詞分解

名詞
格助詞
ためし名詞
格助詞
係助詞
なりナ行四段活用「なり」連用形
強意(確述とも)の助動詞「ぬ」終止形
べき推量の助動詞「べし」連体形
御もてなし名詞
なり。断定の助動詞「なり」終止形



主な出典

源氏物語「桐壷・光源氏の誕生」
朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もりにやありけむ、いと篤しくなりゆき、もの心細げに 里がちなるを、いよいよあかずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえ憚らせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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