「年ごとの桜の花盛りには、その宮へなむおはしましける」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き
原文
年ごとの桜の花盛りには、その宮へなむ
おはしましける。
現代語訳・口語訳・意味
毎年の桜の花盛り(の時期)には、その御殿へとお出かけになりました。。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| 年ごと | 名詞 | ー |
| の | 格助詞 | ー |
| 桜 | 名詞 | ー |
| の | 格助詞 | ー |
| 花盛り | 名詞 | ー |
| に | 格助詞 | ー |
| は、 | 係助詞 | ー |
| そ | 代名詞 | ー |
| の | 格助詞 | ー |
| 宮 | 名詞 | ー |
| へ | 格助詞 | ー |
| なむ | 係助詞・係り結び | ー |
| おはしまし | サ行四段活用「おはします」の連用形 | 尊敬・作者→惟喬親王 |
| ける。 | 過去の助動詞「けり」の連体形・係り結び | ー |
主な出典
【伊勢物語「渚の院」】
昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり。山崎のあなたに、水無瀬といふ所に、宮ありけり。年ごとの桜の花盛りには、その宮へなむおはしましける。その時、右馬頭なりける人を、常に率ておはしましけり。時世経て久しくなりにければ、その人の名忘れにけり。狩りはねむごろにもせで、酒をのみ飲みつつ、やまと歌にかかれりけり。