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「たたきけれど、開けで、歌をなむ詠みて出だしたりける」の現代語訳・品詞分解

著者名: 走るメロス
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「たたきけれど、開けで、歌をなむ詠みて出だしたりける」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

...とたたきけれど、開けで、歌をなむ詠みて出だしたりける。


現代語訳・口語訳・意味

...といって(男は女の家の)戸をたたいたのだが、(女は)戸を開けずに、歌を詠んで差し出した。


品詞分解

単語品詞
たたきカ行四段活用「たたく」の連用形
けれ過去の助動詞「けり」の已然形
ど、接続助詞
開けカ行下二段活用「あく」の未然形
で、接続助詞
名詞
格助詞
なむ係助詞
よみマ行四段活用「よむ」の連用形
接続助詞
出だしサ行四段活用「いだす」の連用形
たり完了の助動詞「たり」の連用形
ける。過去の助動詞「けり」の連体形



主な出典

伊勢物語『梓弓』
昔、男、片田舎に住みけり。男、宮仕えしにとて、別れ惜しみて行きにけるままに、三年来ざりければ、待ちわびたりけるに、いとねむごろに言ひける人に、「今宵あはむ。」と契りたりけるに、この男来たりけり。「この戸開け給へ。」とたたきけれど、開けで、歌をなむ詠みて出だしたりける。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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